2022/1/12

世間から離れて一人になる。肉体を感じると、ただ変わっていく。思いが波のようにやってきては去っていく。FXをする。隙のない、圧倒的であり、誰もを黙らせるトレードがしたい。もっと上手に張れるようになりたい。ああ、また労働だよ。だが気分転換になる。誰かの息遣いが聞こえてくるだけで、一人ではないのだと安心する。他人が私に語りかける。天気が移り変わるように、それは不意にやってくる。相場も同じで、目を離すと流れは変わっている。そのなかでいかにやっていけばいいのか。確固たるものはない。絶対的な正解もない。そのなかでいかにやっていけばいいのか。成すすべがないが、それでも体は動いている。自分がやるのではない。世界に身を任せることをもう少し覚えたほうがよさそうだ。どうとでもなっているし、何とでもなっている。降参してついていくしかないのだ。

餌が与えられるのを待っているのは退屈だ。人生は楽しむものだ。消費は手軽だが、楽しさも一過性のものだ。創造は苦悩がつきものだが、楽しさはじんわりと続いていく。煙草片手に、企業価値の検証をする。