2022/1/8

求める限り苦悩は付きまとう。何もしないと退屈で退屈で気が狂いそうになる。働いているほうがましだ。時間に追われることで、空いた時間を有意義に使うことができる。自由を求めて時間を作り出したが、手が進まないまま、空虚さだけがこの身を包む。本当に必要なモノなんて人間の世には何一つ存在せず、いわば取るに足らないモノを創造・表現することにこの世の人間はいそしんでいるみたいだ。珈琲なんていらないし、お笑いなんていらないし、ヨガスタジオなんていらない。でもそれらがなければ、なにがあるというのだろう?それぞれが自分らしく生きるから、好きなことを追求するから、そこに人間の流れが生まれ、交流が生まれる。俺はなにもしないまま死んでいくことが耐えられない。なんでもいい。この世界に傷跡を残してから死んでいきたい。じゃないと後悔してもしきれない。好きなことも嫌なことも、いづれ終わりが来る。この世のすべてを獲得したとしても、あの世には持っていけない。だから獲得することに興味関心はなくなった。何かをはじめたい。事を起こすか、既に起きている事に乗っかるか。街に閉塞感が漂い、誰もが他人の言動に気をとられ、自分自身の感覚が狂っているよう。それがいまの東京だ。堕落してしまえば、それに飲み込まれ、生きていながら死んでいるかのような日々となる。輝いているようにみえる人も、みえないところで愚痴を吐く。俺は”人間”を学びたい。そして自分自身を救い出し、この世で苦しむ人々のために、いかに生きるべきかを共有したい。