2022/1/2

他人に抵抗してしまう。引きこもって安堵する。男友達も彼女もできない。両親は好き勝手やっている。求めればやってくるが、何故か足りない。求めていたものはやってこない。俺は神経症なのか。仲良さそうなカップルがこの眼に映る。嫉妬と憧れが沸き起こり、自分自身が惨めだ。俺には抱きしめることができる女がいない。本音で語り合う人がいない。だから書いているのだ。子供、薬指に輝く指輪、手を繋ぐ男女、美しい女性、俺はこれらを求めているのかもしれない。メロウな音楽、温かくて静かな部屋。届きそうで届かない願い。手にとっても所有した気にならず、幸福そうな人間が羨ましい。思い通りにいかないことがあって、このまま野垂れていくか、それとも自分の弱みと向き合うか。相手が離れていくのか、俺が離れていくのか。目の前で語ってくれるが、彼女は彼女自身と話しているみたいだ。もうあの頃のように澄んだ世界を見れないのかもしれないと思うとウンザリする。