2021/6/4

いまのわたしにルール以外のプレイを裁量判断でできる実力などないのだ。自惚れるな。負けが続くと自信を失っていく。一度決めたルールを破ってしまい、一貫性が保てなくなる。自分を見失うとはこういうことなのか。相場の世界で生き残り続けたいのなら、いまのわたしのマインドでは無理だ。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、彷徨っている。わたしができることは誰でもできるサポートレジスタンスプレイからのブレイクプレイだけなのだ。他に何もできない初心者なのだから、愚直にいまできることだけをする他に人生を変える道などないのだ。いい加減このことに気づけ。損したら嫌だとか、儲けたいとか、私欲を断って期待値がプラスであるルールをやり続けること。なにを血迷っているんだか。自分に嫌気がさすね。甘いね。ほんとうに。

4時間足のスイングトレードは大きな流れを捉える手法だから、四六時中PC画面に張り付いている必要はない。相場は金を稼ぐ場所だ。人生には金を稼ぐ以外に大切なことなど山ほどあるのだ。このことを忘れてはいけない。寧ろ自分の時間を大切に使うために、相場で金を稼ぐのだ。料理をしたり、体を動かしたり、大好きな人と語り合ったり、学問や歴史を学んだり、家族に会いに行ったり、金を稼ぐほかに大切なことはたくさんある。このことを忘れてはいけない。金を稼ぐ時間は金を稼ぐことだけに集中する。あとはきっぱりと忘れて、日々を過ごすのだ。

話すことが得意ではなかったから、企業での出世を断った。向いていないことを克服しようと努力することは好きではない。議論というものが苦手なのだ。昔からそう。議論ができなくても、わたしには他にできることがあるはずだと思っている。それが何かは分からないが、呼吸するように、当たり前にしている何かがあるはずだ。

遠い先へ行きたい。オレゴンの山奥とかだ。所有物が少ないほど心が軽くなっていく。東京の四畳半での生活が気に入っている。狭くて心地よいこの空間で相場を張って金を稼ぐ。たくさんの本を読んで、たくさんの人たちとどうでもいい話をする。梅雨の夜、雨が降っている。私の周辺には誰もいない。銭湯に行くと見かける馴染みの人たち。仕事を通じて出会った人たち。出会いがあって、別れがある。どこへだっていける。やりたいことだってやれる。まだ24歳。日本が沈んでいたって、わたしには関係がない。わたしはわたしのできることから取り組んでいく。