2021/11/29

一度すべてをリセットして頭の中でイメージしている様々なことを吐き出したい。次から次へと興味関心が移っていく。意識はあっちに行ったりこっちに行ったりしてしまう。気が休まるのは眠っている時だけで、不安や気がかりなことが心を縛り付ける。誰も見ていないから本音を呟くことができる。心の奥底にドロッと眠る自分のヘドロのようなもの。体を粗末に扱って、夜も眠れず、朝は気だるく、欲望に飲み込まれ、遥か彼方の闇の中に吸い込まれていくような気分だよ。カネが必要だ。カネがあればあの腐ったような奴に会わなくて済む。見るだけで殴りたくなるんだ。ああ、考えるのも嫌だね。好き勝手やっても退屈だ。旨い飯を食っても束の間。可愛い姉ちゃんを抱いても束の間。欲望はどこか遠くへ行ってしまう。最後にはなにもない。だから俺は空虚だ。いつも空虚さを感じている。同じことの繰り返し。住む場所を変え、会う人を変え、それでも新鮮さはすぐに消え、また同じことの繰り返し。何かをつくりたいと思った。人に認められたいわけじゃない。思いを形にしなければ、狂ってしまいそうで、だから何かをつくりたいと思った。そうでもしなければ死んでしまいそうなんだ。家族と離れ、孤独の中で、すべては予定調和の中にあり、想定外の出来事にストレスを感じる。そうそう、兎にも角にもカネを稼ぎたいんだ。カネは己を自由にしてくれるはずだ。だが人生はカネだけじゃない。難しい。どうやって生きていったらいいのか分からない。答えなんてないはずなのに、答えを探し出そうとしてしまう。何かにすがりたいと思ってしまう。素晴らしいものはたくさん。俺の心を弾ませる音楽。美味しい食べ物。夜の間接照明はムーディーな空間を演出する。それでも最後には眠ってしまい、おしまいだ。もうおしまいだよ。誌を書きたいと思う。曖昧で掴みどころのないやつだ。これは何?意味が分からないよ。そんな奴だ。煌めくハートが響けばそれでいい。