2021/1/2

 水は揺れている限り腐らない。終わりにもっと目も向けなさい。恐れから目を背けてはいけない。中に入り込んで、正面から向き合いなさい。美しくなくてはいけない。父親と母親のように、無意識に染まってしまったら腐っていくのだ。反面教師にして、自分自身の学びとしなさい。心地よい音楽、香り、衣服に包まれるように環境を整えなさい。もっと食べ物を味わいなさい、目を見て話しを聴きなさい、目を背けてはいけないよ。スマホを見ながら、明日の仕事に思いを馳せながら、ながら行為をしてはいけないよ。今この瞬間の起こりに没頭しなさい。やるべきことはわかっているだろう?目を背けて先延ばしにしていることも分かっているだろう?素直になりなさい。自分自身でいることが鍵となるのだ。誰かになるのではなく、自分自身の華を咲かそう。平日は束縛感を不快に感じ、休日の自由を夢見ている。休日は自由さを感じるかと思えば、すぐにやってくる平日の仕事のことで頭が一杯で物事が手につかない。旅行へ行っても、マイアミのビーチへ行っても、仕事の締切で頭が埋め尽くされる。そこにいるはずなのにそこにいない。まだまだ俺には学ぶべきことがたくさんある。学ぶべきというよりも、学びたいことがたくさんある。何もしないままのっぺりとした時間を味わうのか、それは味わうとはいえないが。躍動感に溢れた時間を味わうのか。他人のことが気にならなくなるほど、自分のことをしたい。他人が私を取り囲む絵のようになるほどに、自分のことに取り組みたい。社会は人間の欲望を刺激する。流されたままに欲望のままに消費する人間が増えれば増えるほど、企業が儲かる仕組みになっているからだ。飲まれてはいけない、自制心を保ち、道具として使うことだ。商品は人生を彩る道具なのだという意識を持つこと。カルティエティファニー。ジュエリーに興味がある。自宅近くに人工海岸があるそうだ。潮の香りを感じながら散歩するのも趣がある。世の中に魅了されるのではなく、自分自身が魅了しているのだ。美しい女、エロい女、輝く宝石、リッチな男、優雅な喫茶店。私の心が反映されている。どれも思い出になっていく。甘い恋愛がしたい。読書に没頭したい。マネーゲームを探求したい。インテリアにこだわりを持ちたい。おしゃれを楽しみたい。