2020/11/25

泳ぐだけですべてが満たされる。何もないんだな。何もかも失ったわけではなくて、最初から何もないんだなって思った。また一から作ればいい。自分が信じる世界を作ればいいよ。すべてを失っているのに、体は日に日にバランス感覚を取り戻している。
体調がとても良くて、気持ちがいい。ただ前だけを向いて、生きていけばいい。誰も止められないし、私もどこへ行くのかすら知らない。気の向くままに、どこにでも行けばいい。人との関わりがほんの少しあるだけで気持ちが朗らかになっていく。稼ぎ続ける投機家になりたい。波はやってくるから、待つのではなくて果敢に飛び込んでいけばいい。空港の清掃、ホテルの清掃、最高ではないか。これほど社会からさげすまれている最高の仕事はあるだろうか。淡々と自分の感性の赴くままに生きていく、生きていくだけ。蹴伸びがまっすぐに、滑らかに進むと気持ちがいい。ほんの少しずつだけど、上達している自分の泳ぎに満足感を覚える。少しずつでもいいから、できるだけずっと泳いでいたいと思う。俺は自分の人生を自分で作りたい。誰でもなく、自分の感性で自分の人生を創造したいと思っている。東京で生きる。ネオン輝く人に溢れた東京で生きる。人との出会いに感謝しながら生きていきたい。それでも自分の感性だけは見失うことなく生きていきたい。俺は稼ぎ続けるトレーダーでありたい。死ぬまで稼ぎ続けるトレーダーでありたい。それは突然やってきて、私の人生をそれ色に染め上げてしまう。あまりにも不意にやってきて、私の人生を染め上げてしまう。勉学にかける人生も悪くはないが、私は私の人生の波に乗りながら、ただ浮かんでいたい。天からのインスピレーションを受け取って、ただ人生の波に乗りながら、浮かんでいたい。時は流れ、自分が前に進んでいるのか、世界が流転しているのかも定かではないが、私は私の感性だけを信じて旅を続けていたい。山小屋で小屋番をしたいなあ。体を動かして働くことは楽しいと思っている。それはお金だけではない、肉体の中に宿るエネルギーを循環させる喜びだね。誰も悪くはない、皆がそれぞれの人生を歩んでいるから、誰も悪くはない。それでいいのだ、私は私、あなたはあなた、それでいいのだと思う。
人生を賭けるほど、情熱をたぎらせるほどの、魂をほとばしらせるほどの何か対象が見つかった人間は幸せだ。彼は、彼女は、自然に解放へと向かい、皆は安らかに、喜びの舞いだけが空間を彩ってしまうのだ。私は水が好きだ。うお座だからだろうか、水に触れると心が満たされる、波だった気持ちがすっと平らになってしまう、穏やかになってしまう。体が元に戻っているのがすごくうれしい、幼き頃の楽しかった思い出が浮かび上がってくるんだ、それほどうれしいことはない。ぎこちなさは消えて、どこか朗らかで、まろやかなムードがその場を包む。やってる本人は意図しているわけではないが、とても楽しいのだろう。そんなことを想いながら、また明日が来るのを待っているのだ。ほんの少しの不安と期待を胸に抱き、また明日が来るのを待っているのだ。誰もが居場所を持っている、どこか彼方に居場所があるのだと思う。自然の空気を吸いたい、冬の東京の夜の道を歩く。すべてを失っていくはずなのに、体はますます軽くなっていく、不思議なことに感じる。これまでどれほど歪み詰まっていたのだろう。若さは戻ってこない、その若い時期に気づけて良かった。私は意識を宿した、世界という旅へと誘ってれる肉体を愛している。もう忘れることはないだろう、体を大切に扱ってこなかった反動からだろうか、私はこれからこの肉体を愛していくだろう、喜び、悲しみ、苦しみ、すべてを共にしたこと肉体を愛することを止めないだろう。瞑想的だなん言葉は使いたくないと思う。なぜなら大げさだからだ、そこに寄り添っている風景は、何よりも当たり前にそこにあるというのに。失った青春を取り戻すかのように、時に激しくうねり狂う私は、整った肉体を前に喜びで溢れている。反対に体を大切に扱わない人間は見ていたら分かるようになるのだが、そのことは今日は話すことはないだろう、なぜならば話す理由がないからだ。私はいまポジティブで溢れている。退職すると伝えることができた喜びとこれからどうしていこうかといううっすらした不安で一杯である。それでも自分を信じて生きていくだけであり、それだけが前へと進む、変化する鍵となると思っているから、私は自分を信じているのである。見栄を張るわけでもなく、ただそこに存在して自分の中から溢れ出てくる感覚に身を委ねる様を眺めていると、まるで夢を見ているかのようだ。はじけるような音楽が私をときめかせる、それは私の遊びである。ピンクと水色のハーモニーである。空には風船がふわりと浮かんでいて、見る人を楽しませるのである。なんともハッピーな空間がそこにはあった。四畳半でNBAを放映するのも粋だね。ギターのカッティングが耳の奥へ入っていくよ。ネガティブは嫌いだ、それは世界を闇に染めるから。生ごみの匂いよりは、ラベンダーの香りに包まれていたい。糞尿に溢れた空間よりは、華に溢れた空間にいたい。他人の愚痴だけが口から溢れ出てくる人間よりも、他人の魅力が口から零れ落ちる人間のそばにいたい。人は引き寄せ合う。同じ波動の人間は居心地が良いから、引き寄せ合うのだ。誰とも一緒にいられるわけではないのだよ、そう自分に言い聞かせるのだ。爽やかに起きた朝はいつだったっけ?遠い昔のような気がして、微かに浮かぶ思い出のような気がして、儚くて、涙が零れ落ちそうになったが、人目が気になって堪えたよ。意識の力は無限大、それは創造の力ともいうのかな?言葉は魔法というね。対象は何でもいいから、あなたが情熱を注げることをすればいい。対象は何でもいいのだから。