2020/11/21

切り取った絵のような風景を眺めていたい。東京駅では土産物の売り子が忙しなく労働していた。誰に望まれたのか、自分の人生で選び取ったと考えるこの世界に意味はないのだ。蹴伸びが少しだけ綺麗になったのだろうか。泳ぐことは楽しくて気持ちがいい。ただ泳ぐだけなのに、それだけなのに。体の血液が綺麗に流れはじめ、毒が抜けていくような感覚になっていく。一年半ほど経った。いつまで続くのかは分からないが、私はいつまでも泳ぎ続けていたいと思った次第である。合理的科学主義が世の中を覆っている。必ず正解があるということだが、なんと曖昧さの多いこと。思考にさいなまれ沈んだ人間の多いこと。彼らは彼女らはいつもくすんでいる。思い続けること。思いは人を動かす。そして気づかぬうちに現実となる。私はマネーを稼ぎ続けるトレーダーである。人との出会いを楽しむ人間である。そう思い続ける。振る舞いも思考も話し方も変化していく。そう信じている。ひらめきをインスピレーションと呼ぶ。それは当然やってくる。極めてポジティブな質を持っている力。ひらめきはやがて悩みに変化する。それは執着から生まれるネガティブな質を持っている力。気づいたら手放すこと。常にスッキリとしていたい。この世はお祭りのようだ。そして最後には跡形もなく消え去っていく。できる限り楽しみたいと思っている。自分をよく知っている人間は幸せだ。彼女の頭はお花畑みたい。頬を撫でるそよ風から一片の詩が生まれる。海のような深さが合理の中を走り回る人間を癒すのだ。彼女は美しい。私は意識高くありたい。音楽に踊り、世界中を渡り鳥のように飛んでいたい。イルカのようにゆったりと泳ぎ、大好きな人の傍で愛を紡ぎたい。日常を言葉で切り取りたい。マネーを稼ぎ続けるトレーダーでありたい。意識高く生きていきたい。