2020/11/15

 思い続けることは誰もができることではない。瞬間の願望は儚く消えていき、二度と思い出すこともないかもしれない。1週間思い続けることができたら、それは本物だろう。体の歪みに気が付かないまま半生を過ごしてきた。16歳ごろからだろうか、左の鼻腔から呼吸しにくくなったのは。習慣は、日常の中に溶け込んでいく。それが何であれ。いつもそわそわして落ち着かないのは習慣のせいかもね。美しい姿勢は人生を味わい深いものに変えていく。左右釣り合いの取れた肉体は、明晰な思考を育むのだと気が付いたころには20歳を超えていた。時間はお金よりも貴重であると考えている。過ぎ去ったら戻らないからだ。もうそろそろ24歳になる。20代を大切に生きていきたい。無意識に過ごしていると、あっという間に過ぎてしまうから。思い続ける力は偉大だ。夢は現実となり、目の前に現れる。嘘だと思っていたが、今は本当だと信じることができる。信じるという非合理的な祈りが、理屈を超えていくことを信じることができる。真っ暗だった目の前には進むべき道が見える。覚悟を決めて自分を信じることで道は開けるのだ。どうありたいのかをよく考える。深夜の暗い歩道を練り歩くと、思考が前へ前へと進んでいく気がする。大半の人間は目覚めながら、眠っているようにみえる。意志を失った人間が、東京を埋め尽くしているようにみえる。それでも私は自分の気持ちを信じていたい。私はお金を稼ぎたい。ある瞬間で、ということではなく、生涯にわたってお金を稼ぎ続けたいのだ。カオスだった世界にトレンドが生まれる。人の流れ、ファッション、髪型、価値観、トレンドは形を超えて広がっていく。マネーは経済を流れる血液のように人やモノの流れの背後に行き渡っている。マネーを稼ぎ続けたいということは、マネーの流れに乗り続けたいということで、もっというなら、マネーの実態である人、モノ、サービスのトレンドを観察したいということ。そこに生まれる人間模様をただ眺めていたい。人間の想い、感情によって描かれる物語をただただ眺めていたいのだ。