2020/10/8

今日も働く。明日も働く。2日の休みの後に、また働く。死ぬまで終わりのないこの繰り返しに気分が下がっていく。締切があり、時間に追い立てられ、何もしないで空を見上げることは許されない。鞭打ちが待っているのだ。物を生産していった先に、振り返ってみて俺の人生って何だったんだろうと儚く感じてしまうのは虚しいね。欲望が街を動かしていく。物に溢れたこの国で、まだまだ足りないと欲深き人間たちの集まりが今日も経済を動かしている。少しばかり時間に追い立てられることは、程よいストレスとしてよい。何もしないということは、自ら時間を生み出さなければいけないということだ。さもなければふやけた皮膚のように、張りが失われていく。綺麗な山々を眺めても、大好きな人たちと語り合っても、どこか上の空で、遠い一点を見つめる。図書館は俺にとって宝物のようで、好きな空間である。