希望はない。両親に会いたい。弟に会いたい。元気かな。しばらく宙に浮いていたよ。でも、もうしばらく待っててね。寂しい思いをさせてごめんなさい。わたしはもっと深く潜っていかねばならないから。人の世へはまだ降りる時期じゃない。幸運なのか、不幸なのか。わたしは実在を求める感性を宿している。他の人にはない圧倒的な感性を宿していることは明らかだ。だから苦しみの果てまで行く旅に出ているよ。だからもう少しだけ待ってておくれ。あのころとは違う私で会いに行くよ。どこを見ても乾いている。この虚しさを超えていく。愛ある場所へ向かうのだろう。人間は恋愛し、子供ができる。いつか私もそうなっていくのだろうか?野球を眺めたり、誰かと語り合ったりするのだろうか?永遠の孤独に浮いている日々の中で、思いを募らせる。東京で生きている。数少ない人間とのつながりは仕事である。仕事以外で人間とのつながりは、お客としてだけだ。宇宙の先の先。雨上がりの草木の香りは、辺り一面に漂う。それが好きなんだ。泳いでも、泳いでも。働いても、働いても。どれほどの快楽に浸ったのだろうか。あなたに祈るよ。私の持てるすべての愛を。あなたに祈るよ。愛しております。涙もろくなった。それだけ正直になってきたよ。素直さが私の中で溢れてくる。ハッピーな日々を送ろう。キスをして、手を握りたい。この体を愛してあげて。ぐっすり眠れるように。体を喜ばせてあげて。決して傷つけないで。ごめんね、これまで気が付けなくてさ。この体を愛していこうよ。朝日とともに目覚められるように。体を喜ばせてあげて。ごめんね。何も見ていなかったよ、いつも僕を運んでくれるのにさ。花は求めると、離れていく。愛は求めると、離れていく。気が付いたらそこにあるものだ。もっと成長したい。もっと内深くへ潜っていくよ。誰もいないところまで来たのだから。この体も思い?自分を意識していないときは、自分すらも存在しない。はて?当たり前のことなの?自分を意識すると重くなる。思いにしがみつくと、それは流れていかない。自然の流れに逆行するから、苦しみとなって顕現していく。