夕暮れが終わる

笑い声が響く

味気なくなったのはいつからだろうか

会話は終わることない

みんな物語が好きだ

肌寒いから、温もりが恋しくなる

いつからだろうか

自分が行為をしていると思い込むようになったのは

このコーヒーショップに来たのは

自分の意志からだろうか

私は自分がいないことを知っている

この世界に問題は何もないと知っているから

問題を楽しむことすらできる

目の前で人間が怒鳴っている

私はどうしたらいいのだろう

待てばいいのだ

慌てふためくことは

外側にとらわれることを意味する

すなわち無意識なのだ

これに気づいてから私は

何もしなくてもいいと気づいた

何もしなくてもいいということは

行為として動かないということではなく

起こるままそこに流れてゆくということだ

この世界でやりたいことはたくさんある

自然の溢れんばかりのエネルギーを感じていたい

まだ眠っている

躊躇がある

どこに行くのかもわからないし

明日何に魅了されるかも知らない

それでも私は大丈夫だと安心して

足を一歩ずつ前に進める