八月九日

たまに何をしているのか見失うことがある。単なる作業屋になるつもりはない。もちろんありがたい。そんな業務を担う人がいてこそ今の社会が円滑に回っている。でも俺は単なる作業屋になるつもりはない。だからこそ誰よりも速く作業をこなす必要がある。向上心をもって物事に取り組みたい。快楽の追求を第一に持ってきてもくだらないと気づいた。だからといってストイックがいいかといえばそれも違う。何をしたいのかといえば、人とぶち当たって精一杯やりたいのだ。本気でやるから、それが絵になる。仕事は意識高ければ、アートだと思う。アートなんだ。そんな意気込みでやっていきたい。後々になって、悩みながらも、苦しみながらも、本気で夢を持ってがむしゃらにやったことが財産と気づく。そんな風にやっていきたい。自分のためにやることが、世のためでもある。新しい社会をつくっていくのは俺たち若者なのだから。先代達がやってきたように、時代の最先端を突っ走りたい。