20230305

値動きの本質は需給である。エントリーするには同量の反対注文が必要である。決済するにも同様である。参加者はなんらかの情報に反応して売買を行う。買い玉の注文量が売り玉の注文量を上回れば上昇していき、逆も然り。為替相場は1日5兆ドルものマネーが取引されるため、個人で相場を動かすことなど不可能である。利益を出すためには大口の売買方向を先読みしてついていくしかない。大口は一度に大量の注文を出すことができない。なぜなら同量の反対注文がないから。故にせこせこと分割して売買を施行しなければならない。物理的にそうせざるを得ない。こういうことまで先読みできるかどうか。先のことは分からない不確実性の高いゲームであり、確率的な思考で取り組まなければならない。