20220919

情報の洪水に溺れていく。夢は消え、現実に覆われる。時は待ってくれない。寂しさを拭い去ることができずにいる。ただ佇んでしまう。自分なりの表現をしたい、結局誓うことといえばこんなことばかり。

投機家は間を見抜く。本質的な価値と価格にギャップが生じる隙を嗅ぎ取る眼が必要なのだ。マーケットは玉石混合である。合法であれば手段を問わず、商人は利益追求に奔走する。街はモノ・サービス・情報で埋もれ、毒が散乱している。食いつく奴らが悪い、結果的にどうなっても自己責任、そんな世の中である。偽物を偽物と見抜けるようになれば、自ずと本物が浮き出てくる。無理に寄り道せず、大道を突き進めば、宇宙の流れに乗って誰よりも遠いところへいくことが可能なのだ。

みんな孤独なのだ。俺だって同じ。真っ当な道を歩むことができず、アウトローに流れ落ちる。明日も街は動くのだろう。川の流れのままに、やりたいようにやろう。

俺は愛想が悪い。所謂普通というやつになれなかったことへのコンプレックスはあるのだが、別に治そうとは思わない。社会に上手く適応できず、自然と隅っこに追いやられる。まあしょうがない。こんな俺でもやれることは多分あるはず。この世で起こる様々な出来事をじっくりと眺め、溢れ出てくる思いを形にしたい。俺はいつも孤独のなかに沈没していく。誰も触れられない遠い遠い海の底まで。