2022/3/6

今日も喉の痛み、咳が続く。鼻水も出る。熱っぽさはない。体の怠さは昨日より減った。

自分のことでいっぱいで、他人のことを考えていられない。

春の匂いがしてくるというのに、俺は布団に突っ伏している。

街で生活していたとしても、幸せに生きている人なんてたくさんいる。

幸せを求めて彷徨う。ある人は異性にそれを見出し、ある人はカネにそれを見出す。捉えどころがなく、掴んだと思ったらすり抜けていく。

リアルタイムで戦争が起きており、憂鬱な気持ちになる。世の中はフラクタル構造で動いており、上の言うことは絶対である。歯向かってしまえば組織から排除され、行く宛を見失う。枠組みがなければ人間を統制させることはできない。組織の中でうまく立ち回れるかは一つの才能だと思う。俺にはその才能がなかった。

幸せになりたい。揺るがない安心に包まれていたい。明日にでも死が迫ってきている状況で、どうやったら心を正気に保っていられるのだろう。そもそも正気なんてあるのだろうか。

言葉が渦巻き、価値観が渦巻き、時代は変化する。自分の意見なんないのかもしれない。誰かが言っていたことを信じることでしか人は生きられない。中身は空っぽの筒のようなもの。俺には自分の考えというものが浮かぶが、それすらも自分の考えではなく、他者から見聞きしただけに過ぎない。

周りに流されるのではなく、一度手を止めて状況を俯瞰して眺める。起きている状況を落ち着いて観察し、全体の望むべき方向へ歩みを進める。それを繰り返す。ちなみに全体の望むべき方向とは、抵抗感がない方向ともいえる。