2022/2/5

流れに乗る。歴史を学び、いまをより深く知る。芸人は気取らず、一所懸命で魅力的だ。俺もそうでありたい。テレビ局の取材。偶然が偶然を呼び、明日起こることも分からない。やりたいようにやる。この世のすべては道具であり、使い倒してなんぼである。カネの流れを追いかけ、人間を探る。もう後には戻れない。後悔してもしきれない。過去には帰れない。できることをやるだけ。いまやれることをやるだけ。俺にはそれしかできない。常に変化し、自分自身を奮い立たせ、この世で自分自身を爆発させる。俺は表現がしたい。たとえ誰にも見られなくとも、自分自身を表現するだけ。それだけなんだ。

なんでもできるが、なにをしよう。文字通りなんでもできるのだが。カネを稼ぐことに精を出してもいい。女に溺れることもできる。研究に没頭することも。起業してもいいね。たくさんの人と出会い、どうでもいいことを語り合ってもいい。カメラマンは一瞬を切り抜く。歌うたいは歌う。満足し、眠りにつく。朝になれば皆が目覚め、働きに出る。誰かが創りだしたものが世の中に出回り、私はそれを享受する。私がどこへ行こうとも、誰も止められない。誰がどこへ行こうとも、私もそれを止められない。カネの流れを追えば、世の中をもっと理解できるはず。すべては繋がっており、誰かが潤えば、誰かはひもじい思いをする。資本主義である以上、完全な平等なんてありえず、貧富の格差は生じてしまう。一般的な常識に囚われることなく、己の枠をつくらなければならない。自分だけのスタイル、キャッシュフローの枠、人間関係、学問、触れる情報、住む場所、色んなことだ。カネ稼ぎに追われている、つまり付加価値の創造に追われている。カネが回らねば会社が倒産し、そこで働く従業員は途方に暮れる。社会は自転車操業のようにもろく、それでも流れは止まらない。付加価値は生産され続け、世は常に新しい。雲が流れ、消えていったかと思えば再び生じるように、みえない力が働いているみたいだ。世の中はどうしたって変えられないが、自分の周辺なら変えていけるはずだ。