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論理にはパターンがある。

言葉の構造にはパターンがある。

人間を観察していると、みな癖がある。

しかもその癖は、複雑ではなく、5個もない。

同じ文脈で怒り、笑い、焦る。

私も。

同じことで悩み、笑い、怒り、焦る。

街にはリズムがある。

日が昇るころに、人々は動き出す。反対に、夜は静かだ。

 

パターンをもう少し観察してみよう。

癖を変えるためには、意識の高さが必要だ。でもそれ以外に何も必要ではない。

世界は複雑なようで、驚くほどシンプルである。

考え方にもパターンがある。

正しいパターンを、肉体に浸み込ませてしまえば、無為の境地に至る。

その上に自在性がのるのだ。

ビートがなければ、リリックは流れていかない。

滑走路がなければ、飛行機は飛ばない。

流れを作る。

冥想に昇る。