秋になった

俺はここにいる

あの吹雪の中で凍えていた

血の流れが鈍くなり、鬱血していた

火が恋しかった

あれほど太陽が昇るのを待ち望んだことはなかった

満足している

鼓動は止まらない

夜になると眠気が包む

朝になるとエナジーが体を包む

もう充分である

誰も止められない

誰も止められないよ

なぜやらないのかというと、恥ずかしいからだ

なぜやらない

一つ確かなことは、体の声は正しいということ

直感に従っていれば

全てが丸く収まる

丸へと戻っていく

肌寒い季節だが、俺は大丈夫だ

前だけ向いている

俺は前だけ向いている