6月5日

本当に大切なことはなんなんだろうか。何が好きなんだろうか。何を大事にしたいんだろうか。本質はなんなんだろうか。それ以外は適当に流しとけばいいだろう。世は経済社会である。スピードが速すぎる。もっとchillする時間が必要だ。ガソリンは欲である。お金が絶対神として崇められる傾向があるのかな。けれども俺はお金が真理とは思わない。ものが大量に作られては捨てられていく。それは動物や植物、さらには人間にすら及んでいる。それを間違っていると断言はできない。なぜなら俺は今その恩恵を少なからず受けているからだ。ただ直感的に気持ち悪いと感じるのである。ただ大統領でもない一人の若造がそんなこと言ったところでだ。現に社会はそうなっているのであるからそこで生きていくことになる。俺は今そこに呑み込まれるか、または自らの生き様を晒していくのかの瀬戸際に立っている。うまく折り合いをつけられるようになりたい。俺は自分が何をしているのかわかっていたい。常に俺でいたい。自分を生きていたいのである。流れるのみ。

さて本題である。本当に大切なことはなんなんだろうか。自然である。自然でいたい。自然が好きである。山に霞みがかった霧、川のせせらぎ、海の飲み込む闇、鳥たちが水浴びをしている、こんなに美しいものはないと思うのである。音楽が好きである。言葉では表せない情動を伝えられるから、この心の声を。波に乗って浮遊するように揺れていたい。体を動かすことも。筋肉は友達だ。人と触れ合うことは打ち解けた人とならもう本当に。地に根付いて生きていきたい。そのために食は欠かせない。目に見えるものをたくさん口にしたい。そりゃあコンビニは便利だしこれからも使うだろう。ただ主として身の回りにあるものを食べて生きていきたいものである。魚釣りもしたいな。山菜採りもしてみたい。魚突きや海の幸採りなんて素敵ではないか。そして農である。これが人間の基礎であると思う。お米作りと野菜作りである。ほらあんまりお金はいらないじゃないか。朝から晩まで働く必要なんてないよ。質素で静かで心はあふれんばかりの水でいっぱいだ。自分のコップが満たされたら他のみんなに分け与えることもできるのさ。輪のように流れて行くけれどもみんなつながっているのさ。だから俺もみんなも孤独じゃないよ。