2018-10-28 10月28日 もうダメだと思った。悶えることしかできなかった。この世の儚さに、無常に、どうあがいても敵わなかった。世俗の煌びやかさに入り込むことができなかった。自分を恨んだ。この世界を恨んだ。どうして生まれてきたのだろうと。すべてが闇だった。 気づいたら、自然と己の内へと入っていった。本当に自然にすっと。